勝手口いりますか?

勝手口の必要性

モデルハウスや建売完成物件を見学していると、キッチンもしくは洗面所に「勝手口」の付いている物件を見たことがあるかと思います。いざ真剣に検討し実際に購入を考えている物件に勝手口が付いている場合やフリープランで自分たちの家を建てる場合「はたして我が家に勝手口は必要なのか?」と悩んでしまうお客様もおられます。

不動産営業まるい君
勝手口は必要か?必要無いのか?というお話に現役不動産営業マンが私的意見でお答えします。

事務員しのぶちゃん
んで必要なん?必要ないん?

不動産営業まるい君
まあ結論は「お好み」という事になりますが、メリットもデメリットも当然ありますしね。

なぜモデルハウスに勝手口を付けるのか?

新築の建売完成物件や大型分譲地に勝手口の付いている物件がありますが、モデルハウスに勝手口を付ける理由はズバリ、お客様の家への欲望を上げるためです。なぜモデルハウスに勝手口が付いていれば、お客様の欲望があがるのか? モデルハウスは敷地の形から始まり建物の建っている方位、間取りの生活導線や家事導線などをよく考えてその家で暮らすことにベストな施しがされています。その中に勝手口も含まれるので欲望が上がるのです。でもそのモデルハウスに住むのなら良いですが、あくまでモデルハウスなので自分が建てる家とは違います。そこをよく考えていく必要があります。

 

事務員しのぶちゃん
ようは立地や隣や裏の家との位置関係も関係するんやね。

 

不動産営業まるい君
そうです!それとモデルハウスに勝手口が付いているのは、家探しをしているお客様に限らず、お金を出して購入する家に「初めから付いているもの」は多いほうが購入を考えている側からすれば、嬉しいからです。

 

事務員しのぶちゃん
そらそうやわ。

 

不動産営業まるい君
また、物件を案内する営業マンは、完成している物件に対して「ああなるほどね!」と思わせるトークを1軒ごとに考えて、営業トークの引き出しとして持っています。「ここからゴミ出しが可能です!」「洗面所に通風できるタイプの勝手口があれば、湿気の多い洗面所も清潔に保てます!」など物件によりけりですが、良いイメージを与える、植え付けることによって、お客様は今の自分の住まいと比較します。基本的に家探しをしている人は、現在の住まいに少なからず何らかの不満があるのでお家を探しているわけで、一般的にはどれかのトークが当てはまることが多いと思います。

 

事務員しのぶちゃん
そうやな、今より良い家に住みたいもんね。

 

不動産営業まるい君
結論から言いますと、物件の敷地面積や接道状況、勝手口が付いているもしくは付けようか考えている部分の「防犯面」や、そこに勝手口を付けた場合の「家事導線を考えた時の利便性」で判断すればよいと思います。

 

防犯面や使い勝手からも判断する

例えば都市型の隣棟間の狭い物件にドアではなく「引き戸タイプ」の勝手口が付いている

建売物件を見かける事がありますが、防犯面や使い勝手から、ほぼ「不必要」です。また敷地面積の広い物件に、キッチンからの勝手口や洗面所からの勝手口が付いている場合、表通りなど人の視線がある場所からの視界が遮られる場所で無ければ使い勝手を優先して勝手口を付けるのも良いと思います。あとはその家の断熱性能や気密性、サッシ仕様にも関係しますが、物件や地域によって冬は寒く感じる場合もありますので、実際に勝手口のある家に住んでいる友人や知人などから意見を聞いてみるのも良いと思います。ともあれ採風勝手口ドアなどはオプション対応になると15万前後の追加費用もかかります。

事務員しのぶちゃん
高いな!かってぐち!

不動産営業まるい君
ですよね。だから通風や採光を必要とするなら窓でも十分に対応可能なので、ご検討中の物件の「勝手口を付けた場合」の防犯面や使い勝手からもう一歩踏み込んで住んでからのことを考えてみる事で答えは出てきますよ。